俳優の松山ケンイチさんが2025年 9月13日の X の投稿で『有害駆除で熊を捕獲』 と報告されました。
都内と地方で 家族と2拠点生活をされている 松山さん。
なぜ俳優である彼が猟銃免許を取得するに至ったのか?その理由を本稿では解説していきます。
松山ケンイチは猟銃免許をなぜ?取得したのかを解説

松山さんは10年前から有害駆除の活動に参加していました(当時は直接銃を使って駆除は行っていません)
友人である ハンターの村井さんと知り合い鹿狩りの現場に立ちあいました。
仕留めた鹿を村井さんの自宅に持ち帰り、そのお肉をバーベキューにして食べたら
『とても美味しかった!』
村井さんは鹿を仕留め、自らで解体し、 調理し、仲間たちに振る舞っていた。
それら一連の命と向き合う姿勢を見た時
『これからは 消費者(食べる)ことしか知らない自分で終わりたくない』
『実際に狩猟する経験をすることこそ いただきます の根本を知ることができる』と開眼しました。
そして、それは実際に有害駆除活動として地域に貢献している活動であることを知ったのです。
それが猟銃免許を自ら取得してハンターになりたいという大きな理由との事です。
現在、猟銃免許を取得し 4年目。
ハンターとして 延べ 50頭以上を駆除しています。
現在は熊猟は直接せず、ハンター仲間達と鹿狩りで鹿を見つける役を務めることが多くなっています。
松山ケンイチさんが獣皮ブランド(momiji)を立ち上げた理由
松山さんは猟銃免許を取得して4年目。
ハンターとして4年の実績は熊撃ちとしての経験は浅く まだまだ射撃に向き合うことは緊張すると申されてます。
緊張することにより、思うように 射撃ができないから玉が獲物に当たっても、外れてしまい、いたずらに肉や皮を痛めてしまう。
そして手負いになった獲物は もう人里には降りてこない、それは仲間の有害駆除活動の阻害にもなるし、品物としても価値を下げ、食用になるお肉の味も下げてしまう、そうした理由から現在は熊撃ちとは距離を置き、鹿追いに専念。
さらに駆除した熊や鹿の皮を再活用していきたいという思いからmomiji(獣皮ブランド)の経営者として 帽子や レザージャケットの販売をされています。
現在は北海道森町に家族全員で移住され、東京と北海道森町での多忙な二拠点生活を送られています。
北海道民の筆者が熊と共生する一員として 意識している事

私自身も北海道札幌市に住んでおります。
かつて、熊は山奥に生息する動物であり現在のように 住宅街に出没するということはありませんでしたし、写真のように熊出没注意のステッカーが貼られていることは過去ありませんでした。
熊が繁殖し、我々と接点が近くなった原因は一点に絞れませんが やはり、熊は猛獣ですから 未曾有の事態をいつも感じています。
北海道民の一人として できることは熊の関心を煽る要因を作らない事をいつも意識する事
車の中で食べ終わった容器やペットボトルが 外に落ちないようにするとか、 用事もないのに山林に入らないようにする
熊を見つけても、SNS映えを狙って撮影はするという思考は起こさない。
このようなことを念頭にし 日々生活を送っております。
松山ケンイチさんのプロフィール
- 松山ケンイチ
- 1985年3月5日生まれ
- 身長180㎝
- 青森県むつ市出身
- 2001年 ホリプロオーディションを経て16572人からグランプリ受賞
- 2006年デスノートで注目を浴びる
- 2012年 NHK 大河ドラマ 平清盛で主演
- 妻は女優の小雪
まとめ
今回は 松山ケンイチさんが熊を捕獲したが 猟銃免許を取得した理由はなぜなのか?という事をご紹介しました。
近年 熊だけではなく野生動物が出没していることは 地方や田舎 だけという対岸の火事の問題ではありません。
私のブログをお読み頂き人間と動物が共生するには、どうすれば良いかという事をお考えになる きっかけになければ幸いです。

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