桑野信義は現在何している?大腸がん手術終了後の活動を解説

桑野信義さんが、シャネルズのメンバーとなり、結成からデビュー45周年を迎えました。
2025年11月11日、R&Bディーヴァの鈴木聖美さんと、ビルボードライブ大阪でライブを開催することが決定しました。

2020年に大腸がんを発症。
2022年に自身の闘病記を出版。

闘病中の状態はどのようなものであったのか?

どのように、復帰を果たすことができたのか?
本稿では、桑野信義さんが大腸がんを発症し、手術終了後の現在、何をしている?のかを解説していきます。

目次

桑野信義さんは現在は何をしているのか?

現在は、2025年5月から、鈴木聖美さんと共にデュエットライブを巡業中。11月11日には、ビルボードライブ大阪でライブを開催が決定しています。

桑野さんは3年間、排便後の出血を痔の症状と自己判断し、2020年にようやく診断を受けたところ、大腸がんのステージ3bと告知をされました。(※厳密には直腸がんのステージ3bですが、同じ大腸がんの一種である事から、本稿では、大腸がんと表現させていただきます。)

手術終了後、2021年に自身のブログで無事である事を発信し、手術後に待ち受けていた抗がん剤との苦闘の日々について投稿しました。


桑野信義さん がん手術終了!心が救われた友の一言

掲載元:Medical Dog

2020年に大腸がんを発症し手術を開始。

2022年に本格復帰を果たすまでの道のりは、68年の人生において過酷な経験であり、 抗がん剤治療に対しての迷いとがん再発の恐怖と向き合わなければならない、苦しみと葛藤の日々を過ごしました。

桑野さんは手術前後の抗がん剤治療に苦しみました、手足のしびれ、口内炎、下痢の症状にさいなまれました。

治療を乗り越えたのは支えてくれる家族とスタッフの存在があったからこそ、『絶対に直してみせる。人工肛門は外す」そして必ず再びステージに上がると心に誓いました。

しかし、手術をしたばかりでステージ復帰に自信喪失もないわけではありませんでした。

シャネルズ時代から トランペットを担当。

抗がん剤の後遺症によって、歯のぐらつきが起こりやすくなるから、唇の動きの妨げになる、更に、指の痺れが起こると、トランペットの指の運びがうまくできなくなるのではないだろうか?という大きな不安に包まれました。

2021年2月に無事手術終了。

病院のベッドでまんじりとしていられる性分ではない。じっとしていたくはない、4月に行われる、鈴木雅之氏の40周年のツアー参加を望みました。

ステージ復帰に心が勢い勇んでも、手術をしたばかりだから本当の決心が固まらない、ツアー参加断念した矢先のことです。

鈴木さんが「俺たちはずっと待ってるから、夏くらいに復帰を目標にして絶対に来いよ!」と激励の言葉をかけてくれたのです。

この言葉に救われたと桑野さんは述懐しています。

桑野信義さんが向き合った抗がん剤の日々

抗がん剤治療に苦しんだ毎日

心を新たにがん再発予防のための抗がん剤治療を開始しました。

しかし、この時の副作用は手術前に受けた以上の想像を遥かに超える苦しみでした。

あまりの苦しさに「抗がん剤に殺されてしまう」と追い詰められ、精神のバランスも崩していきました。

当時を振り返り、マネージャーは、桑野さんの、あまりの苦しみを呈する様と落ち込む様子に「もう復帰は無理、引退だ。」と感じたと述懐。

「がんはもうごめんだ、再発は避けたい。でも抗がん剤を続けていたら復帰どころか命さえも続かない…」

医師とよく話をしたのはこの頃でした。

医師が言うには「抗がん剤は続けて再発しないわけではありません。やめたら再発するわけでもない」「結果論ですが人によって抗がん剤の表れ方は違うのです。」

この医師の言葉をきっかけに抗がん剤をやめる決断をしました。

「しかし、抗がん剤は否定しない。そのおかげで、がんは小さくなったのだから、むしろ やって良かったと思う」

「しかし、これからは再発をしないために、本やネットで情報収集し、自己免疫力を高める生活をして再発を防いでいこう」と決断しました。

抗がん剤の代わりに取り入れた生活習慣

桑野信義さんが取り入れた習慣と食事
  • 早寝早起き:朝4時起床、夜21時就寝
  • 起床時:窓を開け深呼吸
  • 緑黄色野菜、魚、生姜の千切りを食べる
  • スムージーを飲む:バナナ、生姜、ゴーヤ、牛乳、ハチミツを投入
  • その他:白湯、黒酢、黒ニンニクを摂取
  • 新たに取り入れた物:ビタミンCとクエン酸の錠剤を飲む

自ら料理をはじめ、ブログでは、腕によりをかけて使った自慢の料理をスタッフに振る舞っています。

ゴーヤチャンプル、豆腐となめこの味噌汁、唐揚げ、そして、唐揚げ粉をつけて焼いた玉ねぎといったバラエティに富んだ料理の数々。

自身はライブでは本番中にトイレダッシュに見舞われないよう食べないように心がけているとの事。

『もう慣れたんだけど、排泄障害の人にしか、この苦労は分からないよな』 とユーモアを交えて、大腸がん後遺症の苦労をちょっぴり、漏らされています。

ステージ復活

現在は鈴木聖美 with 桑野信義 with TZ’sとしてツアー中

9月18日には、世田谷区の北沢タウンホールでライブを開催。
ツアーメンバーのTZ’s、鈴木聖美さんのコーナーに続いて、桑野さんが登場。

ラッパの後はほら拭きまくり!笑

そして歌を披露。客席に降りてお客さんとふれあい、グータッチでお客さんを笑顔にする。

老若男女全員を盛り上げるといった元気で軽快な桑野さんが復活しました。

筆者も定期的に内視鏡検査を継続

筆者も桑野さんと同じように『自分は大腸がんなのではないだろうか?』と不安に慄く日々を過ごしました。
(結果は大腸ガン陰性。)

きっかけは、便座に座り(長い時では30分以上) 足が痺れるまで、読書を繰り返す習慣が悪弊が災いし、痔になりました。※長時間便座に座ることで、体重の大部分がお尻にかかり、肛門周辺の血管が圧迫される事が原因。

今年の6月30日に出血が痔か大腸がんであるのか、原因を探るために、消去法として 痔の手術から決行しました。

1週間後に消化器内科で大腸がんの内視鏡検査を終了、 陰性であることが確定しました。

今後も、体に不安な症状を感じれば、自己判断で片付けず、速やかに、医療機関の受診を心がけていきます。

まとめ

桑野信義さんは、現在(2025年)がん闘病から復活し、再発しないように定期的に通院しながら、再びステージで活躍しています。2025年11月11日のビルボードライブ大阪での鈴木聖美さんとの華やかなステージングと豪快なトランペット演奏が楽しみですね。

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